マルチサイクロンの原理と特徴 - 熱交換器は加熱冷却の要

熱交換器は加熱冷却の要

  • マルチサイクロンの原理と特徴

    • 大気中に存在する微小な煤や粉塵は、多くの場合人体に有害となります。
      そこで空気から煤やチリだけを分離して集める装置が開発されました。

      これを集塵装置と呼びます。

      日用品でいえば掃除機や空気清浄機も集塵装置の一種です。

      マルチサイクロンの欲しい情報が手に入りました。

      マルチサイクロンは集塵装置に用いられる構造のひとつで、現在ひろく使われています。
      集塵装置の作り方には重力式や電気式などたくさんの種類があり、なかでもサイクロン式は比較的ポピュラーな形式です。
      上が大きくて下が小さい円錐形の筒構造を作り、開いた上部から筒に空気を通すと、螺旋状の気流が筒の中で発生します。



      渦を巻く気流の形からサイクロン式、日本語でいうと台風式と呼ばれるようになりました。

      筒の中で空気に含まれる粉塵は激しい気流の動きについてゆけず、遠心力によって筒の内側に張りつく形で分離されます。



      これがサイクロン式の原理です。サイクロン式は動力で動かさなくてはならない部品がないので故障しにくく、集塵効率も高いという優れた特徴を持っています。

      反面、大型化しても集塵能力が上がりにくいという弱点がありました。そこで考案されたのが、小型のサイクロンを複数個並べることで集塵力を高める構造、すなわちマルチサイクロンです。

      マルチサイクロンはメンテナンス性の高さや耐用期間の長さといったサイクロン式の長所を受け継ぎつつ、さらに集塵効率を高めることに成功しました。
      小型サイクロンを並べる方式なので形に自由がきくのも特徴です。


      さほど大きくない構造できわめて大きい集塵能力を発揮できるメリットは大きく、マルチサイクロンは現在、家庭用清浄機から工業用フィルターまで、多くの用途で集塵に用いられています。

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